小学1~2年生のクラスです
記憶力とファンタジー(想像力)の関係
才能の開花には、「二つの能力」が必要です。
記憶力 と ファンタジー(想像力)です。
記憶力は文字や公式、知識を覚える力。「計算が早い。何でも知っている。」
テストで点が取りやすいので、
一般的に「頭がいい」と言うと、このことを指す場合が多いですね。。
では、ファンタジーは何を育てるのでしょう?
ファンタジーは羽が生えたり、空を飛んだり、動物が話をしたり、と
創造力、想像力と呼ばれる
「今ある物のかたちを変える」チカラ(応用力、独自性)です。
文章問題や応用問題、作文、発明、クリエイティブ、
コミュニケーション、より高度で複雑な問題
これらには様々な知識をつなげ、形を変え、
臨機応変に使いこなす応用力が必要です。
「かたち通りに覚えるチカラ(記憶力)」と「かたちを変えるチカラ(応用力)」
この二つがバランスよく育つことが、
本当の頭の良さ、賢さです。
「計算が得意、文字に早くから興味を持つ」子も
「お話しを作ったりや空想遊びお絵描きが好き」な子も
別のものにも楽しさや興味を広げてあげる事で
その子の中でバランスが整うことが
自己肯定感、自信、才能の開花につながります。
シュタイナー教育☆にじ工房☆では、
この二つのチカラをバランスよく育て、
その子の個性に合わせた才能が花開くようサポートをします。
算数と国語はすべての学びの「基本」です。
算数/数学で育てているのは、「順番立てて考えられる能力」。
つまり「論理的思考力」です。
計算能力だけでは文章問題は解けません。
応用問題、上級問題の殆どは文章問題ですよね。
ヒントを見つけ、解答までの筋道を推理し、道筋をたどる…
繰り返しながら、子どもたちは「考えるチカラ」を養います。
では、「国語」(母国語)で育てるのは何でしょう?
一般的には国語で考える力を育てていると思いがちですが、実は違います。
話すときにも、書くときにも、
文字、言葉の意味、正しい順番、
を知らなければ、使いこなすことはできません。
自分の気持ちを「正しく」伝えることも、相手の気持ちを聞くことも出来ません。
国語で本当に養っているのは「暗記力・記憶力」なのです。
「考えるチカラ(思考力)」、「暗記・記憶力」
両方をバランスよく伸ばせば、自然と他の教科も伸びていきます。
両方共を伸び伸び豊かに育るため、
シュタイナー教育では、すべての科目で身体で動き、
色で楽しみ、感情感覚と共に学びます。
小さなことですが、毎回毎回「自分で考え、選び、動く」
体験を育てていきます。
これからの時代は、
「知っている。計算が出来る。」はA,Iがやってくれる時代です。
人にしかできないことは何でしょうか?
一つの答えにたどり着くにも沢山の道筋がありますし、
一つの方向から観るのと、多角的な見方を身につけているのでは、
より正しい答えはどちらが選びやすいと思いますか?
シュタイナー教育は「自分で考え、行動できる」大人を育てます。
すべての芸術、エクササイズ、教科がつながっています。
子どもたちの少しずつの成長と変化を「家庭」「学校」とは違う「第三の場所」として長く見守っていく教室です。
小学校6年間、幼児~中学生、兄弟がいれば10年以上のお付き合いも少なくありません。
・毎月の子どもたちの様子を伝える「にじ通信」。
・心配ごと、不安なことをすぐに相談できる「個別相談」。